山梨県の湯村温泉に初めて来ました。
湯村温泉は甲府駅からすぐ近くにあり、弘法大師が1200年前に開湯したという歴史のある温泉街です。
この道の両側にまたがっているのが、その名も「弘法館」という温泉旅館。
右側の建物の裏手には、弘法大師が滞在中に湧いたという「杖の湯」の跡がありました。
ここは甲府駅から近く、とてもアクセスが良いのですが、地元の人(私の親戚)の話では、このごろは同じ県内の下部(しもべ)温泉の人気に押されてしまっているのだとか。
たしかに、ひときわ目立つ観光スポットは見当たりません。
たとえば、この温泉の守り神と言われる「湯谷神社」。
誰もいませんでした。(>_<)
一方、下部温泉は山梨県南部にあり、「武田信玄の隠し湯」とも言われるところですが、なんと言っても富士山が近いので、「せっかくだから富士山も見よう」という方がたくさん訪れるのでしょう。
でも、湯村温泉からはどこにいても富士山の遠景が見られます。
散歩がてら少し高いところにあるお寺からの富士山。
湯村温泉のある甲府駅までは、新宿駅から特急で1時間半。
そこからタクシーで10分程度なので、東京から日帰り圏内です。
温泉に入って、富士山を眺めて、ほうとうを食べて1日楽しむのもいいですよ。
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