泣き相撲

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暖かくなると、あちこちの神社で「泣き相撲」の広告を見かけるようになります。私の地元の氏神様では毎年夏祭りに近い「海の日」の前後が多いようですが、ゴールデンウィークあたりに行うところが多いようですね。

メインイベントは、赤ちゃんを1組ずつ、力士がそれぞれ抱っこして(と言っても背後から持ち上げる形で赤ちゃんを向き合わせる)泣きっぷりを競う「泣き相撲」。

しかしその前後には、ご祈祷あり、力士が赤ちゃんを抱いたまま四股を踏んだりと、いろいろあるようです。

でも、「無理やり泣かせるなんて赤ちゃんがかわいそうだ」とか、極端場合「児童虐待だ」とか言う人がいます。

私も、泣かなかったらどうするのだろうと、ちょっと気になっていましたが、赤ちゃんのことなので、知らない力士に抱っこされただけで結構泣いてしまうようです。

また、ある神社では「泣かない時は行事や力士がちょっとお手伝いします」と言うキャプションで、力士が赤ちゃんの顔を覗き込んでいる写真がありました。これを見て、「秋田のなまはげと同じようなものだな」と思いました。あれは「悪い子はいないか!」と怒鳴ってくるわけなので、ずっとこわいですね。

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