フィッシュアンドチップスは、イギリスのまさに国民食。
イギリス旅行した人は、一度は食べたのではないかと思います。
ところが、ロシアのウクライナ侵攻のあおりを受けて、英国内に約１万軒あると言われるフィッシュアンドチップス店の３分の１が閉店に追い込まれる恐れがあるそうです。
食材も光熱費、あらゆるものの価格が急騰していますが、値上げが難しいというのです。
フィッシュアンドチップスは「安いものだ」という期待があるからです。そのため、多くの店は赤字になり、仕入れがこのままでは経営が成り立たなくなると予想されています。
私の記憶では、フィッシュ&チップスを小さなテイクアウト店で買うと、大体マックのバリューセットと変わらない値段だったと思います。
バリューセットはドリンクがつくので、フィッシュ＆チップスは高いじゃないか？
と思うかもしれませんが、魚のサイズもポテトの量も段違いで、十分お腹を満たしてくれます。
レストランで食べると３倍〜４倍のことも普通にありましたが、私はそんな高級なものには縁がなく、テイクアウトの店で買って家に持ち帰って食べていました。
ところで、フィッシュ＆チップスに使われる魚ではタラ（cod）の人気が高いようですが、ほかにもいろいろ種類があります（ちなみにマックのフィレオフィッシュは「100% cod」と出ています）。
たとえば、ハドック（haddock、これもタラの仲間）、プレイス（plaice、カレイの一種）、ロック（rock、サメの一種）など、
ほかにもありますが、私はコッドなどにはない歯ごたえがあり、旨味も感じられたロックが気に入っていました。機会があったらぜひ試してみてください。(*^_^*)
廃業の危機に瀕しているのは、多くが中小のテイクアウト業者です。イギリスにまた行くことがあって、町のところどころで見かけたああいう店がなくなっていたら悲しいです。
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