夏至の食べ物

田植え グルメ
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夏至まで1週間を切りました。
今年は6月21日です。

ふと気がついたのですが、12月の冬至の日にはかぼちゃを食べる、とよく言いますが、夏至と関係のある食べ物というのを、あまり聞いたことがありません。

それでちょっと調べてみたら、ありました!

まず、一般的なのは農作物の関係です。
この時期というと、田植えですね。
田植えは、夏至から11日目の「半夏生(はんげしょう)」までにするのが習わしだそうです。

夏至は一年で一番日が長いので、太陽のパワーが一番強いと、昔から考えられてきました。田植えをするのも、豊作祈願に最も適した時期だからということです。

同時に、この時期は麦の収穫が終わる頃なので、小麦を使った食べ物を食べて、田植えしたお米の豊作を祈るという地方もあるようです。

田植えが終わった時に小麦で餅を作って(「半夏生餅」)神様にお供えして食べるようです。これは特に関西で多いようですが、関東でも新小麦を使った焼き餅を食べる地域があります。

また、香川県では収穫した小麦で作ったうどんをふるまって、お祝いするとのこと。さすがに「うどん県」ですね。

関西といえば、夏至にタコを食べる風習もあり、実は、これも田植えと関係があります。
タコの吸盤のように、稲の根が大地に吸い付いて(→根付いて)くれることをお願いするそうです。(^_^)

香川のうどんと並んで土地柄が出るのは、福井県の焼きサバです。これも田植えと関係があって、田植えで使った体力をサバで回復しようというもの。
ちょっと夏のウナギみたいですね。

こう見ると、小麦からタコ、サバなどいろいろありますが、どれも田植えと関係があるようです。

やっぱり日本はお米の国なのですね。


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